
皆さんは資産運用してますか?
老後2000万問題で騒がれている中、積立NISAで老後に向けた長期運用をしている人も多いと思います。
積立NISAは、銘柄を決めて毎月コツコツ積み立てるだけで運用が出来て、そこから得られた利益も非課税になるとても簡単でお得な制度です。
しかし、積立NISAの非課税期間は20年。
20年後どうすればいいのか?と思っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、積立NISAの非課税期間が終わる20年後、どうすればいいのかをくわし詳しく解説していきます!

非課税期間終了後、出来ることは3つ
20年後、保有資産をどうするか?主に3つの選択肢があります。
自分の保有する資産額やライフプラン、20年後の自分の年齢などで
やるべきことが変わるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
解説に入る前に「積立NISAって何?」という方は、こちらの記事で詳しく解説していますので合わせてどうぞ!
保有資産を全部売却する
まず最初の選択肢として挙げられるのが「すべて売却」です。
こちらは結構な方が考えている選択肢ではないでしょうか?
全て売却するうえでのメリットとデメリットは以下のことが挙げられます。
もう資産運用しなくても生活できるほどの余裕がある人や、逆に資金に余裕がない人、非課税期間終了時の年齢が60代の人などは売却してしまったほうが良いでしょう。
特定口座に移して引き続き運用する
次に挙げられる選択肢として、「特定口座」に資金を移して引き続き運用するという方法です。
特定口座とは、一般の口座みたいなもので「引き続き運用は出来るけど、利益が出たら税金がかかる」という特徴があります。
特定口座に移して運用を続けるうえでのメリットとデメリットは以下のことが挙げられます。
特定口座に移して運用しながら徐々に取り崩す
最後の選択肢として、特定口座に移して運用しつつ少しづつ取り崩していくという方法があります。
例えば1000万円の資金があったとしましょう。
それを全て売却してそこから毎月10万円ずつ取り崩していけば、わずか約8年4か月で資金が底をついてしまいます。
しかし、一度に売却せずに年利5%で特定口座で運用しながら毎月10万円を取り崩していくと、11年持たせることが出来ます!

この方法は、貯金にある程度余裕があり全部売却しなくとも生活していける人向けです。取り崩す際には、資金の〇%を取り崩していくなどのルールを決めてやっていくといいでしょう。
さいごに
今回は、積立NISA非課税期間終了後どうすればいいのかを解説しました。
非課税期間が終了した時の自分の年齢や貯蓄状況、目標などによって適した運用方法は様々です。
ぜひ、あなたにあった運用方法で豊かな老後生活をお送りいただければと思います!

また次の授業でお会いしましょう!
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