
2022年6月19日より、楽天証券の積立決済方法に「楽天キャッシュ決済」が新しく追加されることになりました!

積立NISAや投資信託の積立購入をしている人は、ほとんど楽天のクレジットカードから引き落としという形で積み立てをしていると思いますが、なぜ新たな決済方法が追加されたのでしょうか?
今回は、楽天キャッシュによる決済について詳しく解説していきます!

楽天キャッシュとは?
オンライン電子マネー

楽天カードや楽天銀行などから、楽天ペイへチャージして楽天ペイで支払う仕組みとなっています。
ATMなどでチャージして支払うnanacoの電子版と言えば分かりやすいでしょうか。

・楽天銀行口座からチャージ
・楽天ラクマでの売り上げからチャージ
・楽天ウォレットで保有する暗号資産からチャージ

メリット・デメリットは?
今回、楽天証券の積立投信の決済方法として楽天キャッシュが新たに加わりましたが、クレジットカード引き落としと比べてメリットやデメリットはあるのでしょうか?
詳しく解説していきます!
メリット:ポイント還元率アップ!
楽天キャッシュで積立設定することのメリットはこちらです。
0,5%ポイント還元
✅1日~28日から積立指定日を選べる
✅楽天クレジットカード決済と組み合わせれば、最大10万円まで積立可能
最大の特徴は何といっても「ポイント還元率アップ!」です。
楽天の改悪により、2022年9月買付分から楽天クレジットカードでの決済だと積立金額の0,2%しかポイント還元を受けられなくなります。(買い付ける投資信託による)
普段の買い物では1%の還元が受けられるのに、これはひどいですよね。
ですが、楽天キャッシュによる積立決済に変更すると・・・?
楽天カードからキャッシュへチャージ時に0,5%
楽天キャッシュから積立投信へ引き落とし時に0,5%
合計1%のポイント還元を受けることが出来ます!
積立NISAに毎月満額の33,333円を積み立てしているとして、
✅0,2%還元だと約66ポイント
✅1%還元だと約333ポイント!
この差はでかいですよね。還元されたポイントでさらに追加投資も出来ますし、日常生活でも使えるのでとってもお得です!

デメリット:ポイント還元アップは今年まで
ポイント還元率が1%になるのは魅力的ですが、こちらのキャンペーンは期間限定となっています。
期間は2022年9月買付~2022年12月買付までの3か月です。
なお期間が終了しても、楽天カードから楽天キャッシュへのチャージは引き続きポイント0,5%還元が受けられます。
また期間限定であるほかに
✅楽天カード以外でのチャージはポイント還元の対象外
✅積立注文がエラー(残高不足など)の場合はポイント無し

楽天キャッシュ決済のやり方
楽天ペイをダウンロード
・先ずは、楽天ペイアプリをダウンロードしましょう。
・チャージ方法に自分が持っている楽天カードの情報を入力します。

楽天キャッシュの項目を選択すると、チャージする方法の選択とチャージする金額の入力を求められるので、毎月積み立てする金額を入力してチャージしましょう。
楽天証券で積み立て設定をする
この記事を公開した2022年6月14日現在、まだ積立設定を行うことは出来ませんが、楽天証券HPに画像が載っていました。
6月19日より「楽天キャッシュ」の項目が追加されるようで、こちらから積立設定を行うことが出来るみたいです。

積立設定を行うことが出来るのは6月19日からですが、設定のやり方を記載しておきます!




※積立NISAは年間40万円まで積み立てが可能です。
もし、最初に小額スタートした人はこちらの記事で途中からでも40万の非課税枠を使い切る方法を解説しています。
楽天キャッシュへの設定ついでにやってみてはいかかでしょうか!

楽天カードから楽天キャッシュへ変更
すでに積立NISAや投資信託の積立購入を楽天カードでやっている人も、6月19日から楽天キャッシュへ決済方法を変更することが出来ます。

始めて楽天キャッシュを使って投資信託の積立購入をする人も、既に投資信託をおこなっていて途中変更する人も、引き落とし前に楽天キャッシュの残高不足にならないように、あらかじめ楽天カードからチャージしておくようにしておきましょう。
さいごに
今回は、楽天証券の決済方法に新たに加わることになった楽天キャッシュについて解説しました。
ポイント還元が日を追うごとに改悪されている楽天ですが、ついに楽天証券にも魔の手が及ぶことになりました。
このようなキャンペーンが行われることになり、少々面倒な気もしますがポイント還元率を見れば間違いなくお得です。
ぜひ、キャンペーンが開始されたら皆さんもやってみてくださいね。

また次の授業でお会いしましょう!
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