
いよいよ資産運用開始!でも何をやればいいんだろう?と思っている方は多いと思います。
そこでおすすめなのが「NISA」という制度を利用した資産運用です。
制度開始直後こそあまり認知されていませんでしたが、近年の投資ブーム?によりだんだんと認知されていき、今では実に1400万人もの人がNISAを始めています。
まだNISAをしていない方は、これを機会にぜひNISAを始めてみてください!

NISAの仕組みと種類
NISAの仕組みとは?
🔶NISAは2014年からはじまった、個人投資家のための小額投資非課税制度です。
通常の株や投資信託などで利益が発生した場合、その利益から20,315%の税金が引かれますが
NISA口座内で得た利益は非課税になるのが、最大の特徴です。


また、NISAで購入できる株や投資信託は、金融庁が厳選して選定したものなので、初心者でも安心して購入することが出来るのも魅力のひとつです。
NISAは3種類ある
NISAは以下の3種類あり、それぞれ特徴が違います。
✅一般NISA
✅積み立てNISA
✅ジュニアNISA
この項目では、それぞれの「非課税期間」・「1年間の積立限度額」・「最大で積み立てられる額」をまとめました。
※一般NISA
- 非課税期間→5年間
- 年間の積立限度額→120万円
- 5年間のMAX積立額→600万円

- 非課税期間→20年間
- 年間の積立限度額→40万円
- 20年間のMAX積立額→800万円

- 非課税期間→5年間
- 年間の積立限度額→80万円
- 5年間でのMAX積立額→400万円

NISAは主にこの3種類となりますが、どれで運用するかよく考えて決めましょう。
NISAを始めるには?
先ずは証券会社で口座を開設しよう!
NISAを利用するためには、証券会社や銀行、一部の生命保険会社や運用会社などの金融機関でNISA口座を開く必要があります。
1人1口座しか解説できないので、注意しましょう!
開設後は金融機関を乗り換えることも出来ますが、年に1回しか出来ません。
どこの証券会社に口座を開けばいいの?
一般的にはネット証券か金融機関の店舗へ直接開設するかのどちらかになります。
ただ、金融機関によって取り扱っている商品の数やサービスなどが異なるためどの金融機関を選ぶかが重要です。
以下は、主なネット証券と証券会社の取扱商品やサービスなどです。
🔶主なネット証券🔶


どの商品を選ぶ?
純資産と過去の運用歴を見る
🔶重要視するべきところは「純資産総額」です。
これは「全世界の投資家から集めた金額」をあらわしており、プロはこのお金で運用しています。
この金額が高ければ高いほど、「たくさんの投資家たちが信頼して投資している銘柄」であることをあらわしているのです。
投資信託を選ぶ際は、この純資産総額を目安に選ぶとよいでしょう。
また、「チャート」と呼ばれる現在に至るまでのその銘柄の運用履歴が折れ線グラフのようになっているものを見るのも重要です。
暴落時にどれくらい下がるのか?元に戻るまでにどれくらいの期間を要したのか?成長を続けているか?(右肩上がりか?)を知ることが出来るので、銘柄選びの基準の一つにもなります。
インデックス型ファンド
インデックス型とは、「安定した値動きの銘柄が組み込まれた投資信託」です。
運用成績が堅調で、低コストなのが特徴。

こちらの記事で具体的なファンドを詳しく解説しています。

アクティブ型ファンド
アクティブ型とは、「リターンを求め、目標利益よりもさらに高い利益を求める投資信託」です。
運用コストは高めですが、コストよりも利益重視なのが特徴。

運用にはコストがかかる
信託報酬
どの銘柄にも信託報酬と呼ばれるコストがかかります。
投資家たちから預かった資金を、プロ代わりに運用してくれています。
運用というのは、本来投資家自身が行うべきものですがそのプロセスをすべてプロに任せているため、それなりの手数料を支払う必要があるのです。
信託報酬は、銘柄やインデックス型か、アクティブ型かによって信託報酬が変わってきます。
以下は、インデックス型とアクティブ型の主な信託報酬の目安です。

銘柄を選ぶ際は、この範囲内の信託報酬を目安にしましょう。
見落としがち!隠れコストとは?
隠れコストとは、「販売委託手数料」、「有価証券取引税」、「その他費用」の3つに分けられていますがなぜ隠れコストというのでしょうか?
理由は、「運用してみないと、これらのコストがどれくらいかかるのか分からない」からです。
その銘柄の運用報告書を見ると、これらのコストが記載されています。
これらもしっかりと確認しておきましょう。

まとめ
🔶NISAは株式や投資信託などで得られた利益を「非課税」で運用できるとってもお得な制度!
🔶NISAは3種類!1人1口座しか開設できないので、目的に合ったNISAを運用しよう!
🔶長期運用で堅調にいくなら「インデックス型」!リターンを狙いたいなら「アクティブ型!」
🔶運用にはコストがかかる!「信託報酬」と「隠れコスト」目安の範囲内のものを選ぼう!




また次の授業でお会いしましょう!
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